投稿

12月, 2008の投稿を表示しています

オムニボット

イメージ
経産省が発表した、「今年のロボット」大賞の一つにタカラトミーの「オムニボット」が受賞した。17個の超小型モーターによる200種類もの動きを実現し、価格が3万円弱というのはかなり画期的だと思う。その証拠に、16.5cm というサイズにて「世界最小の人型量産ロボット」としてギネスブックに認定されている程だ。 その他にも「サービスロボット部門」では、㈱西澤電機計器製作所による自動ページめくり器 「ブックタイム」、独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構中央農業総合研究センターによる「食の安心・安全に貢献する田植えロボット」、そして㈱ZMPによるロボットを活用したエンジニア育成ソリューション「ZMP e-nuvoシリーズ」がある。 今後は、是非グローバル市場に向けたビジネスの拡大を期待したい! 世のパパさん&ママさん、これは子供に買ってあげてもゲームなんかより高くない買い物だと思いますよぉ。 ・『 THE ROBOT AWARD 2008 』

ワタミ社長の考えること

記事で読んだ、ワタミ社長の「人生を好転させるためのサイクル」を以下に示す。 1. < 思い > 自分はどうなりたいのか強烈に思う 2. < 行動 > 強烈に思えばそれは行動につながる 3. < 習慣 > 行動をしっかり繰返せば習慣となる 4. < 人格 > 習慣付けから強い人格が形成される 5. < 運命 > 最後には自分の運命を変えるに至る 要するに、強い思いは諦めずにとことんやり抜くことにより、自分の運命を変えることができるまでになるということだ。 シンプルな考えだが、成功者が言うとやはり説得力がありますね。 私も全くの同感で、思いというか“思い込み”だけで今までやり抜いてこれたような気がします。 どんな状況でも、強い思いだけは自分も持ち続けたいし、皆さんにも持ち続けてほしいです。

世界的“不況”和音

イメージ
世界的な不況が、直接的または間接的な繋がりにせよ広がりと根深さを増しているように見える。自動車業界に続き、ソニーも09年末までに1万6000人以上の人員削減を発表した。もちろん、これらは様々な企業の思惑があり全てが直接不況のためとは言い切れないが、いづれにせよ多くの人が職を失うことになる。削減対象となった人々にとって見れば、突然来た“大災害”のような感じではないだろうか。 実際、このようにいくつかの不確定要素が負の慣性力となり、世界中を巻き込んでいくような状況を誰が正確に予想できただろうか。ということは、やはり限りなく災害に近いような状況と言える。災害には、非常時に備えるための十分な準備が必要なことは、特に最近は皆が身近なこととして認識している事実である。厳しいようではあるが、企業から職を得ている人たちも同じような状況に対する“備え”を十分にしておく必要があるという、そういう時代が来ているということだ。 何かに属して生活している場合、その属する元が無くなった時のことを想定し、特に安泰な時こそ自分に対して自ら危機感を募らせ、最悪の事態に備える必要があるのだ。現在では、属する元というのはそこに属する者に対して何の保障もできないというのは事実である。 要するに、自分に対して常に先の状況を想定し“無形の投資”をしてほしいということだ。無形の財産というものは、いつでもどこにでも持ち歩けるためこの世で一番便利で価値のあるものだと思う。

本田の F1 完全撤退

イメージ
ホンダが、12月5日に F1 からの完全撤退を発表した。今まで、2 度ほど“休止”をしたことはあったが、今回は完全なる撤退ということだ。 もちろん、サブプライム問題に端を発する北米での大幅な販売台数の減少といったことも影響はしているが、実際にはその先を見込んだ経営資源の再配分を考えているようだ。 それは、今後確実に自動車業界での主流となるであろう“環境に配慮した車”の開発に主軸をおくことを意味している。そのために、400 人程度のエンジニアを次世代環境車の開発に従事させる予定だそうだ。 この F1 撤退の決断は、ホンダ魂を受け継ぐ福井社長にとっても苦渋の決断ではあったはずだが、市場の変化をいち早く察知し経営戦略の軸足を変えていくことはかなり重要なことであり、その成果は2,3年後には確実に影響してくると考える。 米国の“ビック 3” の経営陣と比較すれば、このホンダの決断は戦略的勇退と言ってよいであろう。