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「あいのり」 ~金星への旅~

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「あいのり」してみませんか?という公募広告が、JAXA(宇宙航空研究開発機構)から今年の4月に発表された。特に“恋人探し”をする旅という訳でもないが、何と行き先がとてつもなく遠い“金星”なのだ! もちろん、これは“人”が相乗りするわけではなく、2010年に打ち上げ予定のH-IIAロケットに「PLANET-C」というJAXA惑星探査機と一緒に相乗りする小型副衛星のことだ。もし、この小型衛星が金星まで到達すれば、宇宙機関以外の衛星としては最遠記録となる。 今年7月に発表された候補機は以下になる。 * WASEDA-SAT2(早稲田大学) * 大気水蒸気観測衛星(鹿児島大学) * Negai☆″(創価大学) * UNITEC-1(大学宇宙工学コンソーシアム(UNISEC)) 「地球の兄弟星」と言われてきた金星。それは、大きさや太陽からの距離が地球に近い惑星と考えられているからだという。しかし、実際は高温の二酸化炭素に包まれ硫酸の雲が浮かび、環境が地球とは全く違うのだ。その原因がこの「あいのり」によって解明されれば、ある意味本当の地球の“パートナー”が見つかることになる。

熱伝導

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私の尊敬する人の一人に、早稲田大学大学院の 寺本義也教授 がいる。私自身、教授の熱い言葉をたくさん抽入していただき、感動を覚えた経験がある。教授のもとには、私を始め多くの人々が集いあつい熱を共有し合うことにより、貴重な人脈が生まれていた。 毎日多忙な身で人脈をつくるときには、どうしても「その人が自分にどんな利益をもたらしてくれるか」ということを基準にお付き合いをする方々を多く見かける。しかし、私の経験ではそうやってできた人脈は長続きしない。 だが、自分の熱い思いを感動という名の“触媒”で相手に伝えたときにできたつながりは、例え頻繁に会う機会が無かろうとも不変的な人脈としていつまでも残り存在し続けると思う。 まぁ、熱過ぎても相手に“焼けど”させてしまい、つながりが切れてしまうこともたまにあるが。 ・『 松岡修造オフィシャル・サイト 』

ガラパゴス化

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早稲田大学ファイナンス研究科教授の野口悠紀雄氏によると(右欄の“My Favarite Sites”参照)、日本市場は“ガラパゴス化”によりグローバル市場から隔離され独自の発展を遂げていると言う。例えば、日本の携帯電話端末とサービスはグローバル規格と違う規格で発展したため、日本国内では早くから携帯が普及し技術的にも高い製品やサービスが開発されたものの、他の市場では全く受け入れられないものとなっている。 ガラパゴス諸島の生き物は、天敵が少ないため環境に適用するため全く独自の進化を遂げてきている。だが、日本の場合は小規模の市場(グローバル市場の10%程度)に対して多くの企業が激しいシェアの奪い合いを繰り広げている。因みに、Nokiaの市場シェアは1社で40%程度にまで達している。 ガラパゴスも、急激な観光地化により環境の悪化が深刻な問題となっているが、日本も海外の投資家が離れていく一方で低い株価によって「お買い得」となっている企業が多数存在する。ショッピングの対象となるような価値が残っているうちはいいが、そのうち誰も見向きもされなくなったらガラパゴスどころか“忘れ去られた孤島”になってしまうだろう。。。

早稲田大学創立125周年

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本日、早稲田大学にて創立125周年の記念式典が行われた。 でも、なぜ“125”周年が重要なのだろう? 実は、早稲田大学において“125”という数字はかなり重要な意味を持っている。それは、大学創設者である大隈重信の「 人生125歳説 」に由来し、大隈講堂の塔の高さも何と“125尺”(約38メートル)で設計されている。ゆえに、早稲田大学において125周年記念というのは非常に重要な節目なのである。 ・『 WASEDA 125 』 -------------------------------------------------------------- [大隈重信の人生125歳説] 早稲田大学創立者・大隈重信 は、常々「人生125歳説」を持説として語っていた。「人間は本来、125歳までの寿命を有している。適当なる摂生をもってすれば、この天寿をまっとうできる」というものである。その根拠は、「生理学者の説によると凡ての動物は成長期の五倍の生存力をもっているというてある。そこで人間の成熟期はおよそ二十五歳というから、この理屈から推してその五倍、百二十五歳まで生きられる」(大隈重信述「人寿百歳以上」)というものであった。