若者失業率のいろいろ

ドイツは、不況下でもあまり失業率は上がらない。その理由として、ドイツには実習制度があり、若者は実習を受けて特別な技術を身につける。また、その間は失業扱いにならないので一石二鳥。

フランスは、ヨーロッパ諸国の中でも失業率は比較的高い。その理由の一つに、失業給付金制度が挙げられる。給付額は、職を失う前に貰っていた給与の57%〜75%で、月約85万円程度が上限。期間は、長くて3年だが、定年間近な人は延長されるという大盤振る舞い。

米国の失業率は、リーマンショック後も悪化し続けている。人種によっても異なり、African Americanの若者の失業率は、白人の倍程にもなる。米国全体としても、毎年200万人程度人口が増加している中で、それ以上に雇用を創出しないと中々失業率は下がらない。

スペインは、最も若者の失業率が高い国の一つ。スペインでは、若者は正社員ではなく契約社員として雇われることが多いという。また、職を得たとしても給与水準は極めて低く、希望もへったくれもあったものではない。

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