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アマゾン大盤振る舞いの裏

NIKKEI: アマゾン、社員の職業訓練に一人最大60万円を支給! 裏には、売上好調以上に倉庫と従業員の急激な増加に伴い、倉庫作業を機械で自動化する計画があり、そのための将来的な人員削減を見越した処置のよう。 いやぁ、何から何まで社会的な影響を先読みしたMitigation Planはそつがないですなぁ。多くの日本企業のように、直前まで何もできないし何も決定できない組織集団とは訳が違います。

与信の無い世界

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お金を基盤とした銀行およびその他金融というもののシステムは、「与信」で成り立っていると思いますが、それが「今はそんなもの無いんじゃないか?」と考えたらお金で成り立っているこの世界はどうなってしまうんでしょうか。。。 Financial Times で取り上げられたLIBOR(ロンドン銀行間取引金利)での国際的基準金利の不正操作による影響は、約2京9000兆円の金融取引に影響があるそうだ。リーマンショックも含め、金額で"京"が使われたことはあまりないんじゃないでしょうか。 氷山の一角として摘発されたので英大手銀行のBARCLAYS。05年から09年にかけて、虚偽申告をしたことを認め360億円の課徴金を支払ったが、"こんなの他のどの金融機関もやってるよ"的な発言があったとか。調べてみると、英中央銀行までが関与!?日本では野村證券が!? こりゃ、坂口さんの独立国家に参加するしかないかぁ?手は光ってないけど。。。 ・『 バークレイズの金利操作問題 』 ・『 坂口恭平 独立国家のつくりかた 政権演説 』

保険はなぜ必要?

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私は、個人的な保険は医療保険にしか入ってませんが、子供も二人生まれたのでそろそろそれもいらないかなぁと思っています。そんな折、保険会社からの執拗なセールスに遭っているのですが、保険ってそんなに必要なものなのでしょうか? 私は幾つか簡単な財テクをしているのですが、リーマンショックのようなことがあると結局は何をやっても同じような気がします。要するに、ある程度のお金を確保しておけるような状況があれば、別に保険でなくてもいいような気もします。 例えば、私が入っている医療保険ですが、大体は健康保険のおかげで負担額は医療費の3割で、高額な医療費がかかったとしても高額療養制度により所得区分が一般の人で100万円に対し9万弱の負担で済むそうです。その他、保険をかける場合として障害を負ってしまった場合には障害年金、稼ぎ頭が亡くなってしまったときの遺族年金等も公的な制度としてあるようです。 奥さんは漠然と心配しているようだが、下記サイトでちょっとは具体的な考えになってもらおうかな。 ・『 お金が貯まる人の保険の入り方 』

サムスンとアップルで世界を支配

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世界のスマートフォン市場は、アップルとサムスンの2強だけが利益を分け合っている模様。 ・ 2012年1-3月期スマートフォン出荷台数: 14,446万台(前年同期比41%増) ・ アップルとサムスンを合わせた出荷台数/利益シェア: 55%/90% ・ ノキアとRIMの前期比の集荷台数増減率: 40%減(ノキア), 20%減(RIM) ・ 出荷台数ランキング: ( 単位は万台)  1. Samsung (4300), 2. Apple (3500), 3. Nokia (1190),  4. RIM (1110), 5. Sony (700), 6. Huawei (680), 7. ZTE (490) 日本メーカーは、本社をUKに置くSony Mobile Communicationだけがランクインしているが、それ以外は当たり前だが完全に存在感は無い。一昔前まで、日本国内の技術やシェアで満足していた携帯各社だが、グローバルで展開しているメーカーに比べると技術力にだんだん開きが出てきている模様。 今後、欧米でのスマートフォン市場が飽和状態となっていくなかで、80%増の中国やアジア諸国の市場で各社がどうビジネスを展開していくかがカギとなってくるようだ。かつての巨人と言われたノキアは、ブランド力とWindows Mobile OSで復活できるのか。それとも、Microsoftに飲み込まれてしまうのか。。。 ・『 世界のスマホ市場、サムスンとアップルで利益の9割強占める 』

SCE の挑戦が続く

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SCE がついにクラウドゲーム会社を買収したらしい。要するに、ゲーム専用機のメーカーが自らの立場をそっくり入れ替えてしまうようなビジネスに乗り出したことになる。 買収した企業の名前は「GAIKAI」で、2008年からグラウドゲームサービスを提供しており、最近ではスマートTVへの展開が注目されてサムスンが、GAIKAIの機能を盛り込んだ新たなサービスの提供を欧米で先月発表したばかりだったようだ。よって、SCEがある程度世界の大手ハードメーカーのクラウドサービス移行への先駆者となると言えるだろう。 最近では、Sonyは多方面から企業経営や戦略についてこっぴどく叩かれているが、これを機に家電や通信を含むSonyの技術総合力を世界に示すきっかけとなってほしい。もちろん、世界大手の追随は今後執拗に続くだろうが、ゲームの世界がわからないお偉いさん達は早々に若い世代に席を明け渡し、迅速な意思決定の仕組みを一日も早く全社的に構築してほしいものだ。 ・『 ソニーがクラウドゲーム会社買収 』 ・『 GAIKAI 』