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3月, 2008の投稿を表示しています

branco

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ソニーが、パソコン向け無料動画配信サービスを明日の3/31正午から開始するという。NTT-E&Wの光回線を使用し、CM収入で費用を賄っていく国内初の24時間無料インターネット放送だ。 番組は、ソニー・ピクチャーズエンターテイメントが手掛ける米国ドラマの他、バンダイチャンネルで「機動戦士ガンダム」等を放映する。また、番組を見ながら他ユーザーとチャットをしたりネット検索も可能。CMを、視聴者の属性によって自動で切り替える「PPoS(ピーポス)]も採用している。 このbrancoの目的は何かと言うと、「顧客との接点創造」だと企画を担当しているソニー・マーケティングの杉山氏は語っている。「IPマルチキャスト」を使い、TVでしか見れなかったコンテンツを気軽にネットで楽しめるような新しいスタイルを実現したと言える。 これは、ソニーが目指す“あらゆる製品やコンテンツがネットワークで繋がった社会”への大きな一歩と言える。日本では、ソニーのような大手が変らないと何も進化することができないため、是非ソニーには特に通信と放送の融合における「変化による進化の促進」に努めていただきたい! ・『 branco 』 ・『 ソニー プレスリリース 』 ・『 IPマルチキャスト テクノロジーの概要 』

さかなのうた

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やはり、アーティストというものは生まれもってのクリエイティビティが備わっているのか。。。いま、Web動画で 「さかなのうた」 という作品が話題になっているという。プロ仕様の作品に見えるが、実は今年大学を卒業する 東京工芸大学 の女子大生が、一人でデザインから作詞作曲までの全てをこなしたらしい。 自分にはこういった才能が無いので、自分の世界観をアートとして自由に表現できるということは全く以ってうらやましい限りだ。一つ気になることは、この万人が認める天才は4月から医療事務で働くという。。。罪な話だ。 ・「 未来観測 つながるテレビ@ヒューマン 」で特集

仕事脳

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仕事をするために効果的な“脳”の形成とはどのような状態のことだろう。著名人の見解を以下にまとめた。。。私もそろそろ気を使わないといけない。 医学博士の 福井一成 さんによると; アイデアとは“無”から創造するのではなく、過去に蓄積された知識を加工することにより生まれる。過去の記憶は、“前頭葉”により論理的に組み立てられアイデアを生み出す。 前頭葉を鍛え神経細胞を発達させるには“運動”が良く、更に発想転換法のトレーニングを行うことによりシナプスが密接になりアイデアを素早く出せるようになる。 知識を蓄積するための記憶力は、“海馬”の神経を活性化することにより向上するが、海馬は感情を司る扁桃体の近くにあるため興味や楽しいと思っていることほど記憶に残りやすくなる(「好きこそものの上手成れ」)。 ロンドンのタクシードライバーほど海馬が大きく、経験の多い人は神経細胞が20%も多い。これは、ドライバーが過去の記憶を頼りに複雑なロンドンの道を様々なバリエーションで走っているから。 音読することで、「考える、見る、口を動かす、声を出す、聞く」と多くのことを一度に行うので脳の活性化に役立つ。また、速聴も左脳の側頭葉が活性化され頭の回転を早くするのに有効。 Alex Faickney Osborn によると; 新しい発想のための9つの視点  1. 拡大する  2. 縮小する  3. 代用する  4. 逆にする  5. 組み合わせる  6. 修正する  7. アレンジする  8. 変更する  9. 応用する アイデアマンが、意識/無意識で行っていることをリスト化した感じで、9つの視点から物事を考える発想の転換を図ることが重要と言っている。

何でもビジネス

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「持ちつ持たれつ」という言葉があるが、ネットを介してよりその範囲が広がっていると言える。また、それらの繋がりりがビジネスとして商品化され、更には倫理論争にも発展することがある。 例えば、私の妻ももう直ぐ出産になるが、赤ちゃんに与える母乳は母親によって個人差があり出過ぎる人もいれば出ない人もいるし、また病気の関係で与えられない人もいる。 一昔前までは、残留農薬やスタイルの崩れなどの影響から母乳を上げる母親は減少傾向にあったが、現在では免疫成分や栄養が研究により見直され「絶対に母乳でなければ」という母親が増えているという。 そこで、持ちつ持たれつの精神により出過ぎる人が出ない人へ個人で母乳の提供を行っていたが、知らない人からの提供というリスクがあるため「母乳バンク」というNPOが米国で設立された。しかし、医師の処方箋が必要だったり$100/日ほどの費用がかかり、もちろん健康保険は利かないということもあり障害は大きい。 そこで、最終的にはカリフォルニアの「 プロラクタ・バイオサイエンス 」が“母乳加工メーカー”となり母乳をビジネスとして母親に提供している。 個人レベルでのコミュニケーションが促進され、やがては新たなビジネス機会の創造につながる例として挙げたが、やはり新しい物と言うのは倫理的問題や社会的問題がつきまとうものだ。

ロングテール

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パレートの法則=2対8の法則が、Web2.0の世界では「 ロングテール 」の法則となる。これだけだと何のことだかわからないが、“2割の働き者が8割の稼ぎをもたらす”といったことは聞いたことがあるかもしれない。まぁ、これについては厳密に言うと異論を唱える人もいると思うが、Web2.0の世界では8割の“死に筋”商品が市場で競争優位を維持するために重要となると言う。 これは、2004年に米「WIRED」の編集長であるクリス・アンダーソンが唱えた全く新しい説で、 Amazon.com の売上に見る現象から来ている。クリスによると、“Amazonの書籍の売上の1/3はマイナー商品から来ている”というのである。 Amazonの特徴を考えてみると、Webを活用し在庫を最小限に抑えた効率の良い販売方法がある。また、Web2.0を実現していると言えるWebサービスにより、消費者個人に合った商品を自動的に提供できるような仕組みが出来ている。 これらのAmazonのサービス形態により、様々な商品が世界中の消費者個人によって“浮上”してきており、店舗では限られた売れ筋商品しか陳列されないが、Webでは在庫を全く持つ必要のないような多種多量なマイナー商品が確実に売上を計上している。 実は、これが日本の老舗と言われている大規模企業の長寿現象に当てはまるような気もする。。。ただ、2割の働き者がグローバル市場での競争優位を築くようなものを創造できていないのが難点だろう。 ・『 WIRED記事 - The Long Tail - 』       

ネーエ

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手帳を購入した。。。最近かなりやることが多くなってきて、ギリギリまで何もやらず直前になってとんでもない状況に陥ることがあったからだ。 とりあえず、時間単位でスケジュールを管理するために月間と週間が付いていて、かつ週間は時間が縦に記載されているものを購入した。早速、予定を書き入れ「これなら前倒しに事を計画的に進めることができ便利だ」と思った。しかし、せっかく今更手帳を使い始めるのなら、最近良く聞く“活用術”とやらもついでに見てみることにした。 すると、やはりスケジュールを書き入れるだけではなく、活動のムダを削って生産性を向上させるようなコツがあることが判った。それは、単純なことで時間で管理したタスクをカテゴリニーに分け、 どのカテゴリーにどれだけの時間を費やしているかを毎日数字で集計 してみる。そうすると、行動のムダが“見える化”されるというものだ。仕事の場合、ムダを金額で表すなどして自分に危機感を募らせるのもいいかも。 後は、最大の課題である“継続”をすることだ。。。 ・ A to Z 手帳活用術