携帯 OS 動向
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これらは、携帯OSを開発している世界2強の企業と非営利団体である。日本では、シャープと富士通にシンビアン社のOSが採用されていて、40%弱のシェアを持っている。また、松下とNECは共同開発を断念し“リモ”を採用することを決めたため、20%強のシェアを持つこととなる。
業界最大手のノキアの子会社である“シンビアン”は、世界では6割以上のシェアを持っており(高機能端末において)、ノキアを中心に10社で「シンビアン・ファンデーション」なる非営利団体を設立し普及を本格化する意向だ。
次に来るのが“リモ”で、リナックスをベースに共通化仕様を目指している非営利団体であり、現在の会員数は50社になる。
その他、KDDI(au)の提唱する「KCP+」(東芝が採用)や、Googleの「アンドロイド」、Microsoftの「ウィンドウズモバイル」等のソフト大手も普及を狙っている。
携帯端末でも、RIM(カナダ)の「Blackberry」やAppleの「iPhone」がシェア10%と4%にまで急激に普及してきており、今後は無線通信インフラも技術革新が進むと見られる中で、グローバルにおける競争が一層と激化することが予想される。
この中で、日本企業はまた大きなグローバルの波に飲まれて終わりとなるのだろうか。。。
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