オライリー
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Googleの上場などを機に提唱されたWeb2.0とは、巷では様々な解釈がされているが「ウェブの再来」という意味だと彼は言う。ウェブは、オープンソースのソフトを活用したことで個人レベルで誰もが簡単に情報を発信することが可能となった。プラス、ネットワークの環境的な外部効果も大きく作用していると言えるだろう。
また、話は勝手に進んで“Web3.0”という言葉が一人歩きしている。オライリー自信はこの言葉は嫌いらしいが、彼の考える技術動向としては以下のような“3つの流れ”があると言っている。
1. ネット端末のインテリジェント化
2. パソコンからモバイルへの流れ
3. セマンティック・ウェブの流れ
センサー技術の発達により、ネット端末はインテリジェント化し仮想世界と現実世界との橋渡しになると言う。また、いつでも何処でも情報が得られる状況を「アンビアント・コンピューティング」と彼は呼んでいて、モバイル端末が常に人間の所在を把握できるようになる。最後のセマンティック・ウェブとは、従来のウェブとは違い情報の構成要素に意味づけをし、コンピュータが内容を理解できるようになるといったものだ。
何にしても、やはり後にも先にもハイテクIT関連の最先端を牽引するのはUSということである。
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